Dehenken

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デ変研によせて

Dehenken創業20周年を迎えて
(2019年9月2日)
※2019年9月時点での代表・畑中の作文です。

当社は、2019年9月2日に、創業20周年を迎えました。皆様に支えられて20年の精進を重ねることが出来た事を心より厚く感謝いたします。 20周年を記念いたしまして、当社のデザインコンセプトである「変換道」を20周年デザインに変えました。

創業当初より技術ライブラリのOEM採用に特化し、堅実に、また確実に仕事ができるソフトウェアの開発を継続してまいりました。これからは次の目標を40周年に定め、このロゴ「変換道 20th Anniversary」にて、これまでの実績とともに、着実にさらなる信頼を得られるよう邁進したいと考えております。

これから、新たな次の40周年、さらには100周年に向けて(地味に気づかれないように)OEMだけを目指していこうと、(ひっそりと)次のOEM事業を目指しての作戦を考えているところです。

皆様のご期待に沿えるよう、これからも日々邁進してまいりますので、これからも変わらぬご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。

株式会社データ変換研究所 代表取締役 畑中 豊司
Dehenkenを創業した理由
(2012年6月14日)
※2012年6月時点での代表・畑中の作文です。

わたし(当社の創業者・現代表)は、1999年3月に前職を退職し、1999年9月、自宅にて社員1名で資本金300万円の有限会社データ変換研究所を創業いたしました。

前職では検索ソフトウェアを取り扱いました。文書ファイルを検索対象とするため、テキスト抽出技術を米国にある企業のものを採用しました。

ところがそのテキスト抽出技術を持つ米国の企業はM&Aにより欧州の企業に買収され、買収先の欧州の企業では、アジアの文字コード対応をやめることを決定しました。テキスト抽出の技術サポートがなくなり検索ソフトウェアの販売はできなくなりました。

わたしは日本市場において、安定かつ日本のマーケットスタイルに合ったテキスト抽出をする日本の企業が必要だと思い、前職を退職し、データ変換研究所、略してDehenkenという名称でテキスト抽出事業を行う会社を創業しました。

前職での仕入れ担当者の経験・立場からすると、このデータ変換研究所という会社では2つのことを実施してもらわなければなりません。
① 文書ファイルからのテキスト抽出技術を将来にわたって継続すること
② OEM客先からのカスタマイズ要望には応じること

Dehenkenを創業したときの思いは、今もなお続いています。

株式会社データ変換研究所 代表取締役 畑中豊司

「有限会社データ変換研究所」発足によせて
(1999年9月2日)
※1999年9月、デ変研発足当時の代表・畑中の作文です。

コンピュータの世界の動向は激しく移り変わりソフトウェアの機能と規格との進化が続けられております。

わたしはテキストファイルこそ再利用の可能性の最も高いものであると信じております。テキストファイルは、MS-DOSではShiftJIS、UNIXではJIS/EUCがよく利用されていました。ところが今日、海外におけるアジア圏を含めた国際語対応の必要性からUnicode(UCS2)が規格化され、さらに、Javaの登場でUTF8も一般的に良く使われるコードになってまいりました。

一方、多数の企業は、今日マイクロソフトのWordを標準ツールとして採用を行いました。このWordファイルはバイナリデータによって直接テキストを抽出することができません。わたしは過去に何度もここから直接テキストを取り出したい熱望にかられておりましたが、今年のMS-OFFICE2000の登場という話を聞いたときから95/97/98/2000というファイルフォーマットをまとめる時期が来たのかなと思いはじめました。また、わたしには、UNIXへのこだわりもあります。Sun Micorsystemsはサーバビジネスで 優位な展開をしております。そして、Linux/FreeBSDというPC-UNIXも登場しました。もっと多くのソフトウェアが登場すればUNIX市場がますます活性化すると考えます。

テキストの様々なコードの変換と、Wordファイルからのテキスト抽出と、PC-UNIXの新規商品の創造、これら3つの課題を一気に解決する、そんなことを自分の会社に求め起業を決意しました。

「データ変換研究所」の起業デザインは、企業でのドキュメントという知的生産物の再利用を容易にすることを目的とし、そのような目的を果たすために自社のソフトウェア開発とその販売をすることと考えております。

まずは、テキストデータ変換とMS-Officeのテキスト抽出のあたりから順に、ソフトウェアプロダクトを用意して皆様方のお役にたてることを願っております。

株式会社データ変換研究所 代表取締役 畑中豊司